業者選びに役に立つ建設・工務店に関連した業者をご紹介します。

建設業界コンシェルジュ

厳選おすすめ5社

2020年08月18日 [FAQ]

建設業界での工務店同士の連携について教えてください。

自宅建設の際、地元の工務店が他の地域の工務店などと連携をとっているという話を聞きました。FCやVCといった用語も目にします。詳しく教えてください。

回答

各工務店がチェーンを組み、資材調達などを一括化して経費を抑える動きが広がっています。


建設業界は景気の浮き沈みがダイレクトに反映される業界です。工務店も例外に漏れず、中小工務店は厳しい経営状況のところも少なくありません。
こうしたことから、工務店同士の繋がりが、住宅FC(フランチャイズチェーン)やVC(ボランタリーチェーン)として発展しています。
住宅FCとは、コンビニチェーンのように、独立した工務店などがフランチャイズチェーンに加入することにより、FC本部から商品や技術の提供を受け、全国統一ブランドで顧客を集めていくシステムです。FC本部は商品開発、広告宣伝、教育・研修、ITシステム提供等で加盟店をサポートしますが、直接工事を請負うことはありません。ですので有名なブランドに惹かれて契約したとしても、その契約はあくまでも地元の工務店ということになります。
VCもVC本部がある点に関してはFCと相違ありません。VC本部は開発した技術や商品を各加盟店に提供しますが、統一ブランドは作らず、本部と加盟店各社がゆるやかな協調体制をとっている形態です。この場合、規格化された商品を一律に使用するというよりは、特定の技術や部材を共同利用するための仕組みと考えると分かりやすいでしょう。
FCもVCも、もともとは中小工務店に不足していた、商品・技術開発や広告宣伝を中央がまとめてやることで、個々の工務店にも最新技術がいきわたるようにしたものです。
それに付随して、建築資材の共同購入などによる、コストダウンの手法も確立されていきました。
大手ハウスメーカーに比べれば開発能力は小さいですが、工務店同士の繋がりが増えることで情報共有もやりやすくなり、資材調達や広告宣伝にかかる経費も抑えられるようになってきました。こだわりの強い工務店であってもVCならオリジナリティを抑えることなく、今まで通りの工法を引き続き使うことができます。
また機械化で人力に頼る部分が減ることは、工期の短縮にもつながります。今の時代の工務店に求められるのは、デザインのオリジナリティと省力化です。最新技術を従来に比べて手軽に入手できることは、工務店業界の飛躍につながるポイントとなるかもしれません。

PageTop

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク